BL本の日記

大好きなBL本やBLCDの感想をつづってます (最近声萌えブログ・・・(´▽`;))
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スレイヴァーズラヴァ 華藤えれな

2007/02/18 17:27 

あ〜〜〜〜、やばい。こんなことしてる場合じゃないのに、現実逃避・・・○| ̄|_

スレイヴァーズシリーズの第2弾。
今回はドラマCD聴くのと原作小説を読むのを同時並行で勧めるという、私的に初の試み。
いつもより世界が濃ゆくて、どっぷり浸かれました。この試みいいかも!

スレイヴァーズ ラヴァ [新装版] スレイヴァーズ ラヴァ [新装版]
華藤 えれな (2004/11/27)
幻冬舎コミックス

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スレイヴァーズラヴァ 前編 スレイヴァーズラヴァ 前編
(2005/03/20)
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スレイヴァーズラヴァ 後編 スレイヴァーズラヴァ 後編
(2005/06/20)
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あらすじ
類い稀な美貌と高潔な心をもつ倉橋柊一は、使用人だった冴木に会社を奪われ、奴隷になることを強いられた。肉欲的凌虐に心は傷つき、冴木に憎しみを抱く柊一だったが、彼が時折見せる優しさに戸惑う。そしてある事件を機に冴木に歩み寄ろうと決意した柊一は、冴木の仕事に対する情熱と辣腕ぶりに信頼を高めていった。しかし、偶然見てしまった出来事に、その信頼も打ち砕かれ―!?
休日の二人を描いた、書き下ろしショートストーリーも収録。

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感想
22歳のやり手の攻めは、負債を抱えた社員6千人を抱える企業を立て直す。同じ22歳の受けは類い稀な美貌と高潔な心を持っており、それを利用しようとする輩も多い。
攻めは受けから会社を奪い、受けに家族と引き換えに奴隷契約を結ばせる。
ちょっぴりくさいセリフもあり。
BLでは王道的なファンタジー色濃い作品。

この華やかな設定・・・普段なら私のストライクゾーンではないのですが、えれなさんはその独特の筆致と確立した世界観でぐいぐい引っ張ってくれます!

「彷徨・聖裁」
第1弾で奴隷契約を結んだ2人が、今回は関係を深めていく様が描かれています。

冴木は、柊一を奴隷ではなく、ちゃんと1人の人間として扱います。根底には柊一への愛(というか執着?)がありますからね〜。営業に戻りたいといった柊一を導き、全身全霊で守ります。
でもエロの時は、奴隷をたてにしますがね〜。この辺さすがだわ(´▽`)
柊一も、その境遇を悲観することなく前進し、冴木との関係を少しでもいいものにすべく、元社長令息でありながら厳しい営業の世界に戻してもらい必死にがんばります。
冴木は愛情に不器用で、なかなかそのまま素直に柊一に想いを伝えないので、柊一は誤解したり、間接的に冴木の想いを知ることになったり、何とも焦れったいです。
柊一も、冴木に惹かれていきながらも、その想いはまだ敬愛の情が大きく、あくまで抱かれるのは奴隷契約を結んでいるからという。
今回エロシーンで、敵会社の奴に即効性の媚薬を打たれた柊一様。その場ではなく、冴木に救われて効果発揮なのが、おいしかったな、冴木!
これから2人が両想いに発展するであろう過程が楽しみです、痛そうですが(って、続編はあるんですが積読になっているので早く読めよ・・・って話なんですが(−−;)

「逆罪・聖裁」
冴木が柊一の父の会社を乗っ取る本当の経緯が描かれています。
全ては好きになってしまった柊一を守るためにしたこと。
でも冴木は全てを柊一に話しても信じてもらえないと、あえて憎まれる道を選びます。
金や権力ではなく柊一を守るために必死に尽くしても、ただただ柊一には憎まれるだけ。その冴木の想いが切ないです。
でも、冴木は柊一を奴隷扱いはしていますが、精神的には冴木がMなのでまぁいいのか・・・みたいな。

「Slaver's Melancholy」
冴木と柊一のとある休日。
やり手の冴木も、柊一の前ではヘタレという・・・。甘く穏やかなお話。

ドラマCD
冴木(森川智之)×柊一(櫻井孝宏)。

もう、ホントにお似合いの2人ですね。息がぴったりですよ。
ちょっとくさめのセリフもこのお2人にかかれば(´д`;ハアハア・・・(よだれ)みたいな。
またバックに流れるクラッシクがいいのです!
今回はまたエロが・・・!!!森川さんの言葉責めに、恥ずかしげに悶える櫻井さん・・・ふふ!また音が卑猥で・・・(*´д\)
再現は難しそうなえれなさんの荘厳な世界をそのままに再現してくれています!!!

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バラの褥-IN THE ROSE- 華藤えれな

2007/01/25 23:51 

華藤えれなさんの同人誌。冬コミ新刊です。
「サウダージ」「シナプスの柩」「花の檻」「フリージングアイ」「スレイヴァーズ」の番外編とオリジナルSSが収録されています。分厚くて、写真やイラストも綺麗で、同人誌というより本当の本のようです。

以下ネタバレ。

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あらすじ
あいさんのブログで知ったえれなさんの同人誌!
中でも、どうしても「シナプスの柩」と「スレイヴァーズ」の番外編が読みたかったので、通販してやっと読むことができました(^^)

「シナプスのアヒル」(シナプスの柩)
もう、もう、もう記憶喪失の幼い水斗が激萌えでした(>▽<)あれじゃぁ、樋口がホントに憐れです。よくがんばったよ、樋口・・・。
お風呂の入り方を樋口に教えてもらって、樋口が買ってくれたアヒルと、樋口が一緒にお風呂に入ってきてくれるのを毎日ずっと1人待つ水斗。でもケダモノになってしまうこと間違いなしの樋口は一緒に入るはずもなく。もうかわいい、かわいい、かわいいよ○| ̄|_
やっぱり水斗は記憶喪失の頃が激ツボです。それに対応する樋口がまた悶々としててかわいい。
その後記憶を取り戻した水斗は樋口に、その頃のことを話すのですが、黒いんだ、水斗・・・。そうか、水斗こんなに黒い子だったんだ・・・。水斗が記憶取り戻しても、振り回されてるよ、樋口・・・。
36歳と31歳・・・結局、アヒルと2人でお風呂に入ったんだろうか、もうバカップルだよ、この2人。

「バラの褥にて」(スレイヴァーズディア)
私、スレイヴァーズはまだディアまで行き着いてないので、その辺のエピソードがよく分からなかったのですが、このあたり本編痛そうですね。バラの褥で抱かれる柊一様はホントに幻想的でした。こんなシーン書かせたらえれなさんは本領発揮ですね。エロいけど、キレイ・・・。

「花奴隷」(花の檻)
このお話、京を舞台にしていて、すごく幻想的で、年の差もので、しかも美人の年上受けもので好きでした。
「花の檻」のその後のお話。いくらでも悲恋にできそうな本編だったのですが、あえて甘く幸せなとこがよかったです。同人の方もなかなかに甘いです。2人の置かれた立場は厳しいけど、幸せになっていく2人。
暗くてしっとりした感じのお話なので、甘いくらいでいいかな〜と思います。

「柘榴と桜」(オリジナル)
えれなさんって、任侠関係ものがお好きだったのですね。このお話2話に別れてて、キャラが違うけど、リンクしているお話で、2話とも相方がヤクザです。SSなので、きっと背景には複雑なもっと長いお話があるんだろうな〜と思わせる、一部分を切り取ったかのような作品。ちょっと気になります。商業でも全然イケそうですが、任侠ものなら、えれなさんの作風からして読者を選ぶんだろうなぁ。でもえれなさんと、ヤクザ好きさんにはたまらないはず。

あとの2編の番外編は、本編を未読なため、購入して読みたいと思います。あ〜、それでも大変満足でした!以前発行された「スレイヴァーズ」の同人も欲しいなぁ(売り切れてた・・・)。
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シナプスの柩 下巻 華藤えれな

2006/11/02 23:36 

シナプスの柩(下) シナプスの柩(下)
華藤 えれな (2006/10/31)
幻冬舎コミックス

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先月、えらいなとこで続いてしまってた「シナプスの柩」下巻が発売されました!
ちなみに上巻あらすじ。
全編、やっぱり幻想的な雰囲気が漂っていました。

あらすじ
外科医の桐嶋水斗は、副医院長の長山に躯の関係を強いられていた。一方で同僚の樋口へ想いを募らせていった水斗は、長山の呪縛から逃れられないことに絶望し、病院の窓から身を投げる。運良く一命をとりとめたものの記憶を失い、幼児退行してしまった水斗。
そんな水斗を育てることを決意した樋口と北海道に移り住み、穏やかな日々を過ごしていたが、長山の影が忍び寄り・・・!?
書き下ろし続編「幸福の領域」も大量に収録!

以下ネタバレ。

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感想
「シナプスの柩 下」「幸福の領域」
心臓血管外科医・樋口洋一郎35歳×心臓血管外科医・桐嶋水斗(ミナト)30歳。

自殺未遂の結果、記憶喪失で幼児退行して無邪気に樋口と過ごしていた水斗。
下巻は、のっけからだんだん記憶を思い出し、とうとう水斗は全てを思い出します。記憶喪失もので、こうやって徐々に思い出して、思い出した後もその間の記憶が残っているお話も珍しいかな〜と思いました。

でも・・・私としては非常に残念・・・(><)
「洋ちゃん!洋ちゃん!」
と無邪気で、色っぽい仕草で樋口を悩ませ、樋口を純粋に愛する水斗の方が好きだったなぁ。
そして、そんな水斗を暖かく見守って、色っぽい水斗に悶々とさせられながらも、やっぱり水斗を愛する樋口が好きでした。

樋口は、記憶喪失になる前の水斗を好きになったけど、記憶喪失になった水斗も好きで、悩んでいましたが、記憶を戻した水斗を喜びます。
そして、水斗が自分の将来の足かせになろうとも、絶対に水斗と一緒にいる道を選びます。
水斗が長山の愛人だった過去があろうが、医療過誤や政府との癒着に加担させられていたとしても、水斗を待つと誓う。
本当に包容力がある攻めです(;_;)
でも、水斗は自分のせいでそんな樋口の将来を潰すのが許せない。
そして何度も樋口の側を去ろうとするのですが。

そんな水斗の気持ちは分からないでもないんですが、水斗の性分からか、樋口が一緒に考えようって言うのに、1人で考えて結論出して、なんだかちょっといらっとしました(^^;樋口にもっと任せていいんだって!一緒に結論出せばいいのに!とか思って。だって、樋口は水斗をすごく愛しているから、水斗が離れる方が絶対つらいと分かるから。
あと水斗は長山教授にあんなひどい扱い受けてきて、あまつさえ父親まで殺されてしまっていたのに、長山が死んで1年もその死が受け入れられないのはどういうことでしょうか。最後に長山を赦せたのは、樋口が深い愛情を注いで育て直してくれたのもあったからか分かるのですが。
人を思いやりすぎですよ、水斗は・・・。

最後は怖いくらいに幸せな終わりです。でも水斗は今までがつらかったから、ホントによかったねぇという感じ。やっと自分の思う通り、好きな人と生きれるんです。

続編の「幸福の領域」は2人が幸せになるまで、じっくりじっくり書いてくれてますが、もうちょっとめりはりが欲しかったかなぁ。でも、続編にしては下巻に収録の本編「シナプスの柩」よりも長かったからまとめるのは大変だったでしょうね〜、えれなさん(^^;
「幸福の柩」では水斗が記憶を取り戻して元の水斗に戻ったからか、樋口は本来のエロさを取り戻します(*^^*)ふふふ。

読み応えのある上下巻でした。それにしても、北海道に行きたくなりました〜。
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スレイヴァーズキス 華藤えれな

2006/10/17 22:47 

スレイヴァーズ キス[新装版] スレイヴァーズ キス[新装版]
華藤 えれな (2004/10/31)
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華藤さんの代表作・・・かな?あいさんにオススメされて、本屋さんを何件か探してなかったから、通販申し込んだら、そのすぐ数日後に再び行った本屋さんにありました○| ̄|_え?ついこないだは置いてなかったよね?ね?ね?おいおいおい!最近そんなんばっかりです・・・。
あらすじ
社長令息の倉橋柊一は、父の後継者として不相応な己の美貌と脆弱な躰を厭い、逞しい体躯と優秀な頭脳を持つ使用人の冴木に、長く自尊心を傷つけられていた。
父に認められたくて懸命な柊一だったが、大学卒業後、父が急逝し、家も会社も冴木の手に渡ることに。その上、困惑する柊一に、社長に抜擢された冴木は理不尽な取引を提示する。家族のため、自分の奴隷になれ、と。為すすべもなく、柊一は己の身を冴木に差しだすが―。

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感想
元・使用人の冴木22歳×元・社長令息の柊一22歳。
今は立場が逆転します。

華藤さんおっしゃるには、このお話のテーマは、主従関係の逆転、身分違いの恋、執着心。プライドの高い社長令息を、野獣のような使用人が支配する話・・・。

いや〜、私のど真ん中じゃないですか???(お前、一体いくつど真ん中が・・・)

ストーリーはベタといえば、ベタですが、やっぱり好きなんですよね〜、こういうの!BLの中でも王道といえば王道なんですが。
リアルを追求するBLも好きですが、こういうのも大好きです!
結構、節操なしですね〜、私。でも、おもしろければいいんです(^^)
そして華藤さん、やっぱり文章がとてもきれいです。そして雪舟薫さんのイラストがまたぴったり!

受けの、プライドは高いけど儚げな美少年・柊一。この子がまたツボです。これでなよってたら萎えますが、プライドは高いんです。母親と弟を盾に取られ、冴木に嫌々抱かれますが(でも時々安心する気持ちも少しある自分に戸惑う?)、心までは支配させません。
でも淡い気持ちは以前から抱いていたみたいですけどね〜。自分じゃよく分かってないようですが。

そして冴木も、柊一が好きで好きでたまらないのに、憎まれることで、柊一の心に留まりたいと思う。何とも屈折した男です(−−;
同じシーンを柊一と、冴木の視点違いで書いてあるんですが、冴木は何て曲がった性格なんだ!って思いました。
使用人の冴木に負けたくない柊一を負かして、柊一に涙を流して欲しいがゆえに、何においても必死で柊一を超えようとする・・・。それで冴木は柊一の父親に、柊一以上に気に入られる訳ですが。おいおい、なんか違うくないか?

そんな2人なので、エロはありますが、甘くはない。やってることはエロいんですが〜。

どこに逃げても、また追いかけてあなたを自分のものにします。



いいね〜、いいね〜!冴木、がんばって柊一をものにしちゃって!

冴木は最後、柊一を解放しようとしますが、柊一はそのままの関係に留まります。柊一も自分の複雑な気持ちや、冴木の本当の気持ちを確かめたい。

おまえから逃げない。



この不器用な2人がどう愛し合っていくのか楽しみです(^^)






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花の檻 華藤えれな

2006/10/11 01:05 

花の檻 花の檻
華藤 えれな (2006/03/30)
幻冬舎コミックス

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すっかりその世界観にハマった華藤えれなさん!次はこの作品を購入してみました。何件か本屋さん廻って、これしかなかったのもあるんですが、もう口絵カラー(裏のカラーにもあるイラスト)で即買いです!!!
しかも大好きな京都が舞台です!

あらすじ
男との醜聞で二年前に故郷の京都を追われ、東京に移り住んでいた美貌の能楽師・左近。だがある日ふいに京都に呼び戻され、宗家の息子の橘平と舞うことになる。
こうして再び京都で舞台を踏むことになった左近だが、凛々しく成長していた橘平に「子供の頃からあなたを手に入れることだけを考えてきた」と、身体を求められる。二年前の事件で恋人を失い、心がうつろな左近は、請われるままに身体を許すようになるが―。

以下ネタバレ。

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感想
鳳城流跡取り・橘平(きっぺい)17歳×分家の室崎家三男・左近27歳。

「花の檻」
主従関係・血の宿業(実は従兄弟同士)・年下攻め!しかも、能楽師の2人なので、ずっと着物で出ずっぱりですよ〜!京言葉ですよ〜!
大好きなものづくしでした。
そして華藤さんって、ほっんとに文章がとてもキレイなのですね。
ちょっと読んではため息です・・・。
エロシーンまでもが淫靡で美しいのです。でも、鬼畜なんですが、そこがまた(*^^*)

そして受けの左近は、美しくて、儚くて、ちょっと淫乱です。
ちょっとなよってるのがどうかな〜って感じで、最初はこう女々しいのもな〜とか思って読んでたんですが、なかなかにストーリーがしっかりしてて、ぐんぐん惹き込まれて、最後にやられた〜って感じでした。ストーリーがすごくしっかり組み立ててあるんです。
また攻めの橘平が、まっすぐな執着心がステキです!

口絵は、目隠しをして後ろ手に縛られた左近が着物のまま後ろから抱かれてるんですが、そのシーンはめちゃくちゃ色っぽいです!!!

左近はその才能から、橘平が生まれなければ鳳城流を継ぐはずだったのですが、橘平が生まれ橘平が継ぐことになる。でも左近の才能を恐れた鳳城家は左近を陥れ、その頃左近の恋人だった慎也とも別れさせ、東京に追いやる。
でも左近を好きな橘平に舞の相手役を頼まれ、またこの世界に戻ることになるけど、そこでも左近はつらい立場だった。
でも左近はその陥れられた事件から、魂が抜けたように生きていて。
そんな左近に激しい愛情を与えてくれたのが、左近をずっと好きだったという橘平。
最初は、自分がどうでもよかったのと、橘平を汚したい思いもあって、身体を投げ出す左近。でもだんだん橘平に惹かれていく。
でも、それまでの生き方と、10歳も年下の橘平に、なかなか素直に想いを口に出せない左近。
でも、恋人の慎也も信じてくれなかった自分を、橘平は信じてくれて、彼を手放せなくなる。
許されない恋なのに。
それでも願わずにはいられなくて。

どうか、この人を私に下さい



「花の影」
その後の2人です。
付き合ってはいるけど、やはりその関係は許されないものであり、後ろめたさを常に感じている左近。
その度左近は、今だけの恋だから、自分が全て悪いのだから・・・と言い聞かせる。

そこに、昔の恋人、ひどい別れ方をした慎也が現われて、左近は今は橘平を大事に想っているのに、心が揺れる。
そして、慎也もまだ左近が好きで、よりを戻そうとするが、左近は橘平を想い拒絶する。
せめて、以前慎也がつけた左近の肩の傷の償いをさせてくれと手術してくれる医者を紹介するが、その現場を橘平に見られ誤解を受ける。

橘平は好きすぎるゆえに、そんな左近が憎い。
つい、身体だけでも・・・と、抱いている時だけ本性を見せてくれるであろう左近を辱めるように抱く。

だんだん、気持ちがすれ違う2人。

結局、お互い好きなのに、お互いを信じられていなかった2人。

橘平は自分の存在が左近を傷つけていたのにも責任を感じていた。

そしてそういう思いをさせる橘平を解放したくて、左近は慎也と東京に行くと2人の現場を橘平に見せる。
その行動の何もかもが本当は橘平を好きがゆえで・・・。
慎也の後押しで、ようやく左近は橘平に本当の想いを告げます。

憎しみ合うために生まれてきたのなら、愛し合う以外に救われる道のない2人。
この2人は許されない関係でありながら、一緒になるしかないのだなと思わされました。

ずっとずっと自分を責めて、何をされても言われても、自分を押し隠してきた左近が憐れだったけど、橘平が幸せにしてくれてよかったです。
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華藤えれな | Comment(5) | Trackback(2) | Top ▲

シナプスの柩 上巻 華藤えれな

2006/10/08 23:16 

シナプスの柩(上) シナプスの柩(上)
華藤 えれな (2006/09/30)
幻冬舎コミックス

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お世話になっているあいさんのブログのレビューですごく気になっていた作品!すっごくツボでした(*^^*)下巻は来月発売ですが、もう発表済みの作品なんだから、いっきに出してくれればいいのに〜〜〜〜(><)来月まで待てませんよ〜〜〜(ToT)

とても幻想的なきれいな文章とストーリーで、いっきに読みきってしまいました。挿絵もとてもキレイ!!!
あらすじ
両親をなくし、大学三回生の時に天涯孤独となった桐嶋水斗は、日本心臓外科界の権威である長山の援助を受けて医師となった。だが、援助の代償に長山の下で働くことと躯を求め続けられていた。長山から逃れたいとの思いが募る日々の中、NYから敏腕外科医の樋口が赴任してくる。彼の天才的な医療技術に心酔した水斗は技術を教えてもらうことになり、いつしか樋口に惹かれていくが―。

以下ネタバレ。

>> ReadMore
感想
心臓外科医・樋口洋一郎34歳×心臓外科医・桐嶋水斗(みなと)30歳。

作者曰く「水と湖、北海道の原生林を背景に、恋愛を通して傷ついた人生をやり直していく話。一方でまっさらになった恋人を一から『育成』
していくお話」

水斗は長山との歪んだ関係から逃れるために、樋口を利用しNYに渡ろうとする。しかし、そんな事情を察した樋口は水斗を救ってやりたくて協力しようとする。しかし、それが長山にばれ、長山は水斗を犯すところを樋口に見せつけ、水斗も樋口をかばうべく長山の愛人を演じる。
でも本当は樋口を好きな水斗は、耐えられず樋口の前で飛び降り自殺を図る。

奇跡的に助かった水斗だったが、記憶喪失になり、幼児なみの知能になってしまう。
そんな水斗をまた育てあげるべく、水斗を引き取って全ていちから教え、共に暮らす樋口。
好きだった水斗に記憶を取り戻して欲しい反面、今のままの方が水斗にとって幸せじゃないかと、ジレンマに陥る樋口。

そして水斗は夢で、以前の水斗と対話するようになる。それを樋口に話し、また時々その片鱗が水斗の言動に出てくるようになる。水斗は記憶を取り戻すのか。
そして、長山はそんな水斗を捨てたものの、まだ執着を持っているようで、樋口がいない隙に水斗をだまし側に呼び寄せる・・・。

ってとこで下巻に続く・・・。ひ〜〜〜〜〜(((((((゜д゜;)))))))))来月まで我慢しなきゃならないなんて。拷問だ〜〜〜〜(><)

以前の高慢な視線も、生意気な言葉を吐く唇もなく、幼児のように純真無垢な目でみつめ話す水斗に、樋口はとまどい一緒に暮らすのも手こずるんだけど、一緒に暮らすうち今の水斗も愛しくてたまらなくなる。
しかも、身体は大人で容貌は以前と変わらないのに、心は何も知らず純真なだけに、その行動に樋口は悶々とさせられる。
もうここが激ツボです!!!
締め付けられるのが嫌いな水斗はいくら言っても、下着やズボンや靴下を履こうとせず、家では太腿まで隠れるシャツしか着ようとしない。樋口に肌をさらしまくり。
チョコレートを服や、顔につけまくり、それを樋口が指で拭ったら、その指を甘い!と舐めまくる。
飴玉の舐め方が分からない、教えて欲しいと樋口が口移しに教えたら、それをせがむ。
樋口にキスされ勃起すれば、それをどうにかして欲しいと頼む。

俺を獣にしないでくれ・・・・・・。



あぁ、かわいそうな樋口・・・。そりゃあ獣にもなりますよ。好きな人がいくら幼児なみの精神になっちゃったとはいえ、外見は今までのままなんですから、しかも本人知らず仕草や表情も色っぽい・・・、もう拷問ですよ、これは。
読んでて、本当に樋口が気の毒になりました(^^;

結局、「ひとつになりたい」という水斗を抱いてしまう樋口でしたが、なんだか幼児を犯しているようで後ろめたさが(^^;でもそれでも必死に答え、色っぽいからすごいです、水斗・・・。

樋口は記憶を失った水斗にとって、育ててくれる人だから、唯一無二の存在なんですが、樋口に対してドキドキした気持ちを持っているので、好きだったという潜在意識は残っているようです。

私がこうなって欲しいな〜って方向に上手くお話が進んでて、読んでて気持ちよかったので、是非下巻はハッピーになってくれたらなぁ。

何回も読み返しそうです。
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華藤えれな | Comment(4) | Trackback(2) | Top ▲

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Author:miku


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好き漫画家:志水ゆき 他・・・
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