少年人形
いつものはるひ作品とはちょっと違うっぽいこの作品に期待は膨らみ・・・。
かわいらしい耽美っぽいカバー絵からも、かわいいタイトルからも、いつものSHYより豪華な装丁からも、はるひさんもJUNE的なものに挑戦?と思ったんですが、いつものはるひ作品より、受けが更に更にかわいらしく更に初心で、攻めは執着的で鬼畜っぽく、エロも長〜〜〜く、すごく濃かったです。
世界も閉鎖的で、倒錯的で、途中ですでにお腹いっぱいでした・・・(^^;延々そんな世界がニ段組で書かれしかも分厚くて、読後は疲れ果ててしまいました○| ̄|_
![]() | 少年人形 (SHY NOVELS194) (SHY NOVELS 194) (2007/10/26) 崎谷 はるひ 商品詳細を見る |
あらすじ
全部、俺が女の子にしてあげる──
名門進学校に通う遠山由宇は、多忙な両親に代わり、義理の叔父である瀬名匠によって大切に大切に育てられる。誰よりも自分を甘やかしてくれる匠を由宇も心から慕っていた。でも、もう甘えることはできなかった。なぜなら、自分のなかにある背徳と禁忌を知ってしまったから……
けれど、由宇の欲望が露になったとき、ふたりの新たな関係が始まり──心と体を支配する、甘く残酷な官能と恋の物語。
感想
大手アパレルブランドの社員・瀬名匠30歳×高校3年生・遠山由宇18歳。
匠は由宇の父が再婚した若い母親の弟なので、由宇にとって血の繋がりのない叔父にあたります。
会社を経営する由宇の父と、それを手伝う継母の多忙な2人に変わって、由宇は幼い頃から匠にすごくかわいがられて育ちます。
そんな風にずっと匠にかわいがられ高校生になった由宇。
ある日、匠について出かけた時、匠の仕事の関係先のレースとフリルたっぷりの店内で、由宇はレースの下着に興奮してしまいます。それは男性として女性の下着に興奮したのではなく、自分がそれを身に纏いたいという欲望で・・・。そして、そんな下着を身に着けて、匠の側に居たいと思うようになります。
そんな自分をおかしいと思う由宇・・・。
それから由宇は匠との距離を置くようになり、匠はそんな由宇をおかしいと思い問いつめるのですが・・・。
由宇は、匠に軽蔑されるのを覚悟で「女の子みたいになりたい」と、とうとう告白してしまうのですが、匠はそれを手伝ってくれると言って・・・。そんな匠の反応にびっくりしつつも嬉しい由宇。
それから倒錯的な2人の閉じた世界が始まるのです。
もう、Hは何でもありです!
普段から甘くてエロ〜いHを書かれるはるひさんですが、そんなはるひさんの世界にいろんな種類の濃い〜エロを全部詰め込んだような・・・。
匠は、女の子みたいになりたいという由宇に本格的に女装させてあげHするのはもちろん、匠の前で由宇に排泄強要させたり、匠はおしおきで電車の中で由宇のあそこにバイブを入れちゃったり、由宇にネコ尻尾プレイさせたり、恥ずかしい言葉を言わせるのは日常茶飯事、とにかくこの2人普通にHしない(笑)!!!
も〜〜〜〜、とにかくいろんなプレイでお腹いっぱいでした・・・。
由宇は「女の子みたいになりたい」とは言ってますが、それは女装癖とか、性同一性障害があるとかではなく、由宇は匠の横に釣り合うかわいい女の子になりたかったんです。
だから由宇が女装するのは匠の前だけ、しかも抱かれる時だけなんです。そして匠に抱かれる時は女装してないと嫌なんです。男の自分じゃ絶対抱かれたくないと拒むんです。匠はかわいい女の子みたいな自分が好きなんだと思い込んでいて・・・。
でも匠は由宇にそんなことは望んでなくて、由宇が男の子のまま好きなんです。でも由宇はそれが分からない。匠も由宇が分かってくれるまで、由宇が望むままに女装したまま抱いてあげるんです。でも匠も、女装した由宇を抱く時は、決して服を脱がないんです。
でも、なかなか分かってくれない由宇に、匠も焦るんですが。
そんな微妙に気持ちがすれ違ったまま恋人同士になる2人・・・。
続編の「愛玩人形」で相変わらず倒錯的な関係を続けます。
そんな由宇が、匠がそのまま・・・男の子のままの自分を愛してくれていると知った時に、ようやく2人は同じ気持ちで結ばれ、素肌で抱き合います。
閉じた世界で更に甘くエロく突き進んでいく2人です・・・。
あ〜〜〜〜〜、もうギブ・・・。エロエロで胸焼けしました・・・○| ̄|_すごいよ、はるひさん。
いつものはるひさんとは微妙に違う世界観ですが、エロシーンやキャラのセリフ使いはやっぱりはるひさんでした!
崎谷はるひ | Comment(4) | Trackback(1) | Top ▲









コメント
mikuさん、こんばんは♪
旅行中だったので、お邪魔するのが遅くなりました〜。
さて、この作品…。
本屋で私が言っていた意味が御理解できたのでは〜。
色々と今までと雰囲気が違いますが、やはり崎谷作品だなあ〜と…。
でも、濃いですよね…。
最近、どんどんエロが長くなってきているような…。
今後どうなるのか、少々不安です…。
どこまで、ついていけるかしら…?
TBもよろしくお願いします♪
No:2984 2007/11/06 02:30 | はーこ #-URL[ 編集 ]
はーこさんへ
こんばんは!
お帰りなさいませ〜!おいしいケーキは食べれましたでしょうか!
どんどん読み進めるうちに、はーこさんのおっしゃってたことが身に沁みて分かりました(^^;確かに今までのはるひ作品とは毛色が違いますが、読み終わると「あ〜、やっぱはるひさんだ・・・」みたいな。でもいつも以上に濃くて、エロが長くて、も〜〜〜〜うえっぷ・・・でした(^^;
雰囲気は好きですけどね〜♪
その後に読むはるひ作品が軽く思えるからすごいです!
でもはーこさんは今後も崎谷さんを追いかけてゆくのでしょうね!
TBありがとうございました!
No:2989 2007/11/06 23:24 | miku #-URL[ 編集 ]
こにちは。あすもです。
一気には読めませんでした。それでも読みましたけど(笑)。
えー…、一言で感想を言うと、怖かったデス。濃い、ってよりも。匠さん、怖すぎます。
イラストが抽象的で良かったと心から思いました…。
まあ、現実的な描写ゆえに不潔な感じになるかも(あとがき)ってのは大丈夫だったんですが、精神的なトコが…。
自立って大切ですね(遠い目)!
流石宗佑×澄音のプロトタイプというべきか(HPで確かそのようなことを仰ってました)。
*宗佑×澄音→「恋は、乱反射する。 1st love (角川ルビー文庫)」
BLは良く「耽美」と表されていることがありますが、世のBLが皆こんなんだったら読んでないと思いました…。と言うより耽美苦手かも知れないです…。
崎谷作品なら何でも読み漁っている己が居ますが(笑)。
でわでわ。まとまり無くてすみません…。
PS 《ネコ》のトコは崎谷さんと懇意な漫画家さん、冬乃郁也さんの同人を彷彿とさせました。まあ、どちらも既読の方がおりましたらひっそり共感してみてください。
No:3114 2007/11/29 17:56 | asmo #LTSaEL/YURL[ 編集 ]
asmoさん、こんばんは!お久しぶりです!お勉強はいかがですか〜(^^)
私もコレ読むの時間かかりましたよ(^^;実は途中で挫折しかかりました。濃すぎて、ねちっこくて・・・。
匠さん・・・はるひ作品のキャラでもか〜な〜り〜濃かったですね・・・○| ̄|_
はるひさんが本気で耽美っぽいの書くとこんな風になるのか〜と遠い目でしたね・・・(゜∀゜;はるひ色は更に濃く、更にエロがネチネチ・・・。
「恋は、乱反射する。」未読なんですよね・・・。あああ・・・まだまだ未読がたくさんなんだなぁ。
BL、昔はそれこそ濃い〜作品が多かったですけどね、確かにそんなんばっかり読んでると胸やけしますね。きっとすぐに燃え尽きそうです。そう考えると、アホっぽいBLとかも大切なんだな〜と思ったり(^^;いろいろ選べて(でも多すぎて選ぶのも大変ですが)、いい世の中になったなぁ・・・(最近の腐女子の注目されぶりはいかがかと思いますが)。
あ、そうそう!この作品、なんだかはるひさんの昔の同人誌に似ているそうですね〜。asmoさん、さすがはるひ博士!
No:3115 2007/11/30 01:26 | miku #-URL[ 編集 ]
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2007/11/05 | こんな本よみました… |
「少年人形」著者:崎谷はるひ イラスト:佳嶋
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