不確かな抱擁
![]() | 不確かな抱擁 夜光 花 (2005/07/23) 竹書房 この商品の詳細を見る |
あらすじ
変わりたい―。
昔から、北斗の行く所には災いが起こる。
その為、接触嫌悪症を患った北斗は部屋に閉じこもりがちの生活を送っていた。自分を取り巻く不思議な因縁はいったい何なのか・・・。その原因を突き止めるため、北斗は母の故郷、八ツ島へ向かった。
七歳の頃その島で記憶を失ったのだ。
記憶をたどれば、どこへ行っても疫病神の自分を変えられるかもしれない。
しかし、そこで北斗を襲ったのは、再度の記憶喪失だった。島に着いてからの記憶がない北斗の身体には、誰かと抱き合ったような傷痕が残っていて・・・。
幾重にも折り重なる謎と屈折した人の感情が絡まりあう、エモーショナル ラブストーリー。
以下ネタバレ。
感想
精悍で野生的な攻:風間克哉(24歳)、細い美人受:藤井北斗(19歳)。
舞台は、12年に1度海蛇様に神子の家系から生贄を捧げる・・・という因習のある八ツ島。北斗はその最後の生き残りの神子だった。
12年前に神子の母親を生贄として捧げられ亡くなったため、衝撃の余りその頃の記憶を一切失くしてしまっている。その時、北斗も母親と一緒にいて、本当は生贄として差し出されるはずだった北斗を助けてくれたのが克哉だった。
でも北斗はその克哉の記憶も失くしてしまっていた。
そしてその事件の後、記憶を失くしたままその島を離れた北斗は、その後も自分の周囲で起こる不幸な出来事の連続に生きていくのさえうんざりしていた。そんな時、母と自分の失くした記憶が八ツ島に関係があると聞き、そんな自分を変えるため八ツ島に行く決心をする。
その八ツ島に来て、北斗は男にレイプされ、また記憶を失くしてしまう。そんな北斗が助けを求めたのは幼い頃自分を助けてくれた克哉だった。でも北斗は克哉のことを覚えてはいない。その克哉に北斗は風呂場で抱かれてしまう。一瞬レイプされたことを思い出しかけるが、実は北斗をレイプしたのは克哉だったのだ。克哉は、八ツ島に帰ってきて神子として生贄になるといってきかない北斗を無理やり抱いたのだが、本当は北斗が好きだったことに自分でも気付く。
北斗は神子という特殊な生まれから、好きな人以外に触られたら嫌悪感を覚えるが、なぜか幼い頃から克哉にだけは触られても何ともなかった。北斗も克哉が好きだったのだ。
結局、北斗のいとこの御陵に無理やり神子として生贄にされそうになるが、また克哉が助けに来てくれ、こんな因習を断ち切るために、北斗と克哉は海蛇と戦い海蛇を倒してしまう。
全ては上手くいって、北斗は東京に帰らなければならず、克哉は八ツ島に残らねばならない。でも何とか2人一緒にいられる道を探そうとする。
と、お話はこんな感じです。
2人のエッチがいい感じにエロいです。克哉は強がってるけど、北斗にメロメロな感じです。最初は無理やりっぽいんだけど、両思いになったらメロメロ。東京に帰る北斗を引き止める姿なんて、最初ぶっきらぼうで怖い感じがした克哉なのに、この人同一人物?みたいな。
触手プレイあり、青姦あり・・・。
ストーリー的に閉鎖的なちょっと暗めのお話なんですが、海蛇を2人で御神刀で殺したり、「あれ、これってファンタジー?」とかちょっと呆然としました。北斗も神子だから男も女も性的に惹きつける魅力があるらしいのですが、でも本人は好きな人以外は触られると嫌悪を感じるなんてかわいそうな話ですが・・・。
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