箱の中
![]() | 箱の中 木原 音瀬 (2006/03/23) 蒼竜社 この商品の詳細を見る |
初めまして!
mikuです。今日からこのブログを始めました!私の他の趣味でブログはすでに他に2つ程あるのですが、ジャンルは全く違うのでリンクは貼ってませんが(^^;
もう私の人生の半分以上はBL本と共に生きてきました。
私の大好きなBL本について、つたない文章ですがステキな内容を紹介できたらと思っています。
では早速ですが、今日読み終えた本です。
箱の中 木原音瀬
木原音瀬さんは以前からイタいBL本作家さんだと知っていて、ちょっとあまり手を出したくなかったのですが、イタい系が好きになってきた私はやはり木原さんは避けて通れないと決心して4ヶ月程前に初めて作品を購入しました。今では大好きな作家さんです。
なんだかな〜。読み終わった後のなんともいえない脱力感。そして読後は1週間程引きずっちゃって、ふと思い出しては胸が締め付けられるという・・・そんな感情は好きだけど、つらいんですよね。
でもまた体験したくなってしまう。
気が付けば、そんな木原さんの世界にハマってしまっていました。
「箱の中」は、発売当初はあらすじから「とうとう刑務所ものかぁ〜・・・。濃ゆいなぁ(あの有名な「終わりのないラブソング」を思い出したり・・・)。今回やめとこっかなぁ・・・。なんかハッピーエンドでもなさげだし・・・。」って、ずっと本屋に行って毎回手に取ってはあきらめるという行為を繰り返し・・・。今回続きの新刊「檻の外」でどうやらハッピーエンドになるらしい・・・と様々なブログ様で拝見して、「箱の中」「檻の外」の購入を決めました。
とりあえず「箱の中」は読み終え、現在「檻の外」を読んでいますが、今日お休みだったのに、ちょっとイタくていっきに読めず途中で休憩してます・・・(--;
あらすじ
父親はおらず母親から愛情を受けず、母親のせいで殺人犯にまでなったという壮絶な人生を送ってきた喜多川と、今まで真面目に生きてきたのに痴漢の冤罪で実刑判決を受けた堂野が、刑務所の同じ房で知り合う。堂野から初めて情をかけられた喜多川は堂野を愛するようになる。でも堂野は愛情とよべるか分からないそんな喜多川の想いに途惑いながらも、彼の今までの生い立ちを考えると強く拒むこともできなかった。しかし、自分に対して一途な喜多川への想いに、堂野の気持ちも微妙に変化していく。
堂野の出所の日、喜多川は懲罰を受けており、結局2人は会えないまま別れてしまう。堂野は一度は連絡先を喜多川に伝えてもらおうと同じ房内の人間に頼もうとしたが、結局伝えないまま、喜多川出所の日も迎えには行かなかった。そして、堂野は結婚し子供もできて・・・。
以下ネタバレです。
感想
買ってよかったです!!!でも「箱の中」だけ買わなくてよかった。だってこれだけならかなりつらすぎる。せっかく愛情を知った喜多川が人間らしくなってきていたのに。
書き下ろしの喜多川出所後の話「脆弱な詐欺師」読んでも、喜多川が堂野に会えるかもしれないというほのかな未来はあるものの、堂野には奥さんと子供がいるんだからどうしようもないという・・・。
出所後、5年も大金を払って必死に堂野を探す喜多川がものすごく切なかった。探し出せたとして堂野と一緒になれるかも分からないのに、それでも母親にひどい仕打ちを受けていた喜多川にとって生きる目的は堂野に会うことしかなくて。そんな喜多川に泣けてきました。
幼い頃の母親の虐待がこんなに子供の人生を絶望的にするなんて、本当に恐ろしかったです。そして人の愛情がいかに大切かということ。
冤罪というものも恐ろしい。何もやってないのに、今までの人生が壊されてしまうのだから。
堂野にとっては喜多川は可哀想な守ってあげたい子供のような存在であり、喜多川にとっては初めて自分に損得なしに愛情をくれた人で、恋愛感情というよりは刷り込み???喜多川が堂野にただならぬ執着を抱くのも分かる気がします。
きっとまともな恋愛とはちょっと違うけれど、私は木原さんのこんな愛の形が大好きなんです。
明日は続刊「檻の外」を読破したいですが、果たしてまともに読み進められるかなぁ・・・。
木原音瀬 | Comment(2) | Trackback(2) | Top ▲









コメント
おぉ!
こんばんは〜。
mikuさんの初レビューなのですね!
ちょっと背筋が伸びましたv(なぜだ?)
TB頂きに来ようとしてたら、家庭訪問の日だという事を忘れてました!急遽掃除をしていた奴です〜(ーー;)
TBに遅れてしまいました・・・でもTB頂いて嬉しいです〜〜〜。
「終わソン」私もちょこっとしか読んだことないんです。
怖いですよね…栗本さんだしザクザク来そうで…。そういうの好きだけどw
mikuさんは読まれたのですか??
「箱の中」はやはりこれだけでは辛いのですね・・・。
でもでも「檻」は私には地雷があるので…今からビクビク;
「箱」を読み終えて数ヶ月経ちますが…「檻」に手がなかなか伸びません(汗)
「WELL」で癒されようv (←間違ってる?w)
>堂野にとっては喜多川は可哀想な守ってあげたい子供のような存在であり、喜多川にとっては初めて自分に損得なしに愛情をくれた人で、恋愛感情というよりは刷り込み???
結局「箱」では堂野のはっきりした気持ちは見えなくて、どちらかというと保護者的でしたよね。
喜多川も初めて自分に対して優しく大きな心で接してくれた人だから…初めて見たものを親と思うように・・・あれ?毎日晴天?(笑)
頑張って「檻」と小冊子に挑戦しないと!
TBお願いしますね!
No:1571 2007/05/01 21:32 | 空 #m.2.LkcQURL[ 編集 ]
空さんへ
こんばんは!
いや〜お恥ずかしいです!「初めまして」とか書いちゃってますよ(^^;照れますなぁ・・・。この時は自分が好きな本を少しでも興味持って下さる方がいたら・・・ぐらいの気持ちで始めたのですが、空さんはじめいろんな方と交流でき、いろんなBL本に巡り会え、こんな楽しい生活が待ってようとは思いもしませんでした。
連休合間でも家庭訪問とかあるのですね〜・・・。家族も先生も大変ですね。
「終わソン」は暗いし痛かったですね〜。栗本さんも容赦なく書かれる方で・・・。今でも強烈に覚えています(−−;確か最後の一歩手前までしか読んでないような。怖くて最後は読めなかったような・・・。あれ?完結したんでしたっけ?(おいおい)なんか痛くてクライマックス前でやめたんですよね。最後どっちか死ぬんじゃない?みたいな、アンハッピーエンド的な匂いがプンプンで・・・。今なら読めるんだろうか。
「檻」の、空さん地雷の部分あたりは私もつらくて飛ばし読み気味でした・・・。でも「檻」を読んで私は木原さんをより深く好きになったので、いつの日か是非に・・・。しのぶに癒されながら是非・・・(いや間違ってない・・・はず・・・)。小冊子がまたいいんですよぅ(;_;)
>喜多川も初めて自分に対して優しく大きな心で接してくれた人だから…初めて見たものを親と思うように・・・あれ?毎日晴天?(笑)
爆笑です!!!ここで晴天!が出てくるあたり・・・でも納得!そうか私って刷り込みシチュにどうも弱いみたいです・・・。幼い子供にとって母親のように盲目的に求める・・・あぁいい!!!好きです!!!
初めての拙いレビューにTBありがとうございます!
No:1572 2007/05/01 22:08 | miku #-URL[ 編集 ]
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