BL本の日記

大好きなBL本やBLCDの感想をつづってます (最近神谷さんブログ・・・(´▽`;))

きみがいなけりゃ息もできない【新装版】

円陣闇丸さんがコミック化してらっしゃるということで購入してみました(今更か)。おもしろかった〜〜〜〜(^▽^)ルコちゃんがかわいくて、かわいくて!攻めにべったり依存のこんなダメダメ受け、大好きです!!!

きみがいなけりゃ息もできない [新装版] きみがいなけりゃ息もできない [新装版]
榎田 尤利 (2006/11/15)
リブレ出版

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あらすじ
ルコちゃんという愛称でごくごく一部に熱心なファンがいる(らしい)売れないマンガ家「豪徳寺薫子先生」こと二木。生活能力赤ん坊なみの彼を放っておけず、幼なじみの東海林は文字通り衣食住の面倒を見てやっている。そんな折、二木にメジャー出版社での掲載のチャンスがきた。二人の関係にも微妙な、そして大きな変化が―?
運命の(!?)再会を果たす大学生編「きみがいたんじゃ転居できない」を収録した新装版!

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感想
この2人、ホントに同じ年?!ってくらい対照的でした(^^;これで年の差あったらまた別の意味で萌えるー!

しかし、うわー、今まで読んできた中でもサイコーにダメダメな受けっ子だよ。

生活能力ゼロの売れないマンガ家・二木と、家事一般何でもこなす実家が画廊で自らも画廊でバリバリ働いている東海林。
2人は幼なじみで、二木は東海林に世話をしてもらわないとまともに生きられないし仕事もできない。
ある意味、この2人がくっつかない方が違和感あるくらいで。
最後、恋人同士になった時はむしろ自然でした。
榎田さんの、ほっといたらどうなるのか分からないふらふらした受けが、攻めが放っとけなくて世話しまくって・・・というこんな設定は大好きです!!!かの魚住クンシリーズを思い出すような・・・(もう随分昔で手元にないんですが、そんな設定だったような)。

二木に転機が訪れたことで、二木は東海林に依存しまくっているようで、実は東海林がそうなるよう仕向けていたこと、東海林は二木が好きなことに気づく。
気づいてしまうと、東海林はもう二木の側にいられなくて、距離をおく。二木の前で恋人がいるように見せかけたりして。
そんな東海林に縋って落ち込んだり、泣いたりする二木が、捨てられた猫みたいで、かわいそうで、でもかわいくて、きゅぅ〜んとなりました(*´д`*)
でもそれから二木は東海林に認められるためにも、少し強く、そして少し大人になるのですが。

しかし、東海林も二木のトラブルには居ても立ってもいられなくなって、二木のところに駆けつける。
そこで二木に東海林は
「おまえがいなきゃ息もできないんだよッ!」
と言われるんだけど。
うわー、ベタだけど、二木が言うとなんかたまらないです。
そして二木を身体ごと引き受けることを決める東海林。
エッチも東海林がちゃんと教えてあげてるのがまた微笑ましい(^^)
二木の東海林への想いはインプリンティング?って気がしないでもないですが、私またそういうのが大好きなんですよねー。



「きみがいなけりゃ転居できない」
二木と東海林の大学時代のお話。

二木・・・読んでても近寄りたくない程汚く書かれてます(^^;
ちゃんと毎日パンツも替えたかチェックする東海林が笑えます。
この頃はラブは芽生えてませんが、二木のダメダメぶりと、東海林の甲斐甲斐しさはほんとにほんわかします(´∀`)

今年は円陣さんのコミックも出るようですが、早く円陣さんのコミックで読んでみたいです(>∀<)
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テーマ : BL小説 - ジャンル : 小説・文学

2007/03/12 21:01 
榎田尤利 | Comment(8) | Trackback(3) | Top ▲

交渉人は黙らない 榎田尤利

最近、ストーリーだけでもおもしろいけど、そこにBL要素が入って更におもしろいっていうような作品を多く読めてなんだか嬉しいです(^^)

交渉人は黙らない 交渉人は黙らない
榎田 尤利 (2007/02/23)
大洋図書

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あらすじ
元検事で元弁護士、そのうえ美貌と才能まで持ち合わせた男、芽吹章は、暴力・脅迫・強制、このみっつが反吐が出る程大嫌いだ。
弱き立場の人を救うため、国際紛争と嫁姑問題以外はなんでもござれの交渉人として、「芽吹ネゴオフィス」を経営している。
そんなある日、芽吹の前にひとりの男が現れた。しかもヤクザになって!!
兵頭寿悦―できることなら、二度と会いたくない男だった・・・・・・!

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感想
ネゴシエーター:交渉者、協議者、折衝者。

へぇ・・・こんな職業が本当にあるんですか。知らなかった・・・。時には裏社会の相手なんかにも交渉しないといけないので、当然口が上手くないといけないらしい・・・。
ということで、芽吹の一人称で語られるストーリーはテンポがよくってとてもおもしろかった。普段のシャイノベルスよりは厚いみたいですが、テンポのよさにするする読めてしまいました。
芽吹の一人称の語りもですが、高校時代の後輩でヤクザ・兵頭(攻め)との夫婦漫才な会話がかなり笑える。芽吹もですが、兵頭も相当口が上手いです。本職の芽吹を食う程に・・・。

高校の先輩・後輩だった2人。1度だけ関係を持って、それ以前もそれ以後も何もなかった2人。
兵頭のシマに偶然事務所を構えた芽吹は、14年ぶりに兵頭に再会。そして、兵頭は芽吹に言う。
「ただ、あんたは俺のテリトリーに入ってきた。だから、もう俺のものなんですよ」
兵頭の中では、すでに芽吹は自分のもの扱い・・・。
それから、みかじめ料を要求したり、客として仕事を依頼してきたり、兵頭は何かと芽吹に絡んでくる。
その都度、芽吹は自分のものと独占欲丸出し。
ネゴシエーターの芽吹も、そんな兵頭の強引なくどきにはなかなか交渉も上手くいかずあらがえない。
周防組のナンバー2で、クールな兵頭が、芽吹にたいしては独占欲丸出しなとこや、普段は口の立つ芽吹がそんな兵頭の前では焦る様がいいのです!
そして、インテリヤクザでカローラとかに乗ってる芽吹一直線な兵頭や、美貌も才能もあるのに全然気取らず何事にもめげない芽吹というキャラ設定がナイスです!

さてラブですが、芽吹は兵頭には二度と会いたくなかった。しかも嫌いなヤクザ。でも強引な兵頭に徐々に惹かれていきます。兵頭のことを思っていたより嫌いじゃないことに気づき、もっと理解したいと思うようになる。
「おまえのことが、自分で思っていたより嫌いじゃないのは、わかった」
そして兵頭は、高校時代から芽吹を自分のものにしたいと思っていたのですが、それが好きという感情と考えたことは今までも一度もなかった。
「あんたが他の野郎に触れられるのが許せない。そいつをぶっ殺したくなる。そういうのが恋っていうんなら、そうでしょうよ」
おいおい。すごい発想だよ、これ・・・。
でもこのやり取り、2人らしくて笑えました。
この辺りのお互いの告白シーンは見事でした!なんかすごいよ、榎田さん!

でも結局本番まではいかない2人。
芽吹も兵頭を恋愛感情で好きかどうかは曖昧なままだし、絶対続きがあるんだろうなぁ。
っていうか、絶対続きを書いて欲しい。
っていうか、ネゴシエーターのお仕事おもしろいのでシリーズ化しないかなぁ。

さて、この小説の中の何が1番気にかかっていたかですが、奈良さんの最後の挿絵ですよ。どこのレビュー様でも話題になっていたので、気になって気になって!本屋で見ましたが、思わず周囲を確認しましたよ。かなりきょどってしまった。
や、やばいよ、これぇ・・・((((((((゜д゜;)))))))))なんだか本番なしでもそれ以上に大満足してしまった・・・。
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テーマ : BL小説 - ジャンル : 小説・文学

2007/03/02 23:44 
榎田尤利 | Comment(8) | Trackback(2) | Top ▲

犬ほど素敵な商売はない

犬ほど素敵な商売はない 犬ほど素敵な商売はない
榎田 尤利 (2006/06/26)
大洋図書

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榎田さんの作品読むの「魚住君シリーズ」以来です。このお話が「記念すべき50冊目」というから、それからもうそんなに出していらっしゃったんですね。

感想
自覚のあるろくでなし・三浦倖生は、会員制のデートクラブ「Pet Lovers」から「犬」として、寡黙で美しい男・轡田(くつわだ)の屋敷に派遣される。そこで倖生を待っていたのは厳格な主人・轡田の厳しい躾の日々だった。人でありながら犬扱いされることへの屈辱と羞恥。そして、身体の奥底に感じる正体不明の熱・・・次第に深みにはまっていくふたりだったが?!

以下ネタばれ。

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感想
このお話、いろんなブログ様で話題になっていたので、購入しました。
私的には、ツボにはハマらなかったなぁ。
それでも、BL界で「主人と犬」という何となくベタな設定で、さすが榎田さん、すごくリアルに上手くまとめてあって読みやすくておもしろかったんですが、どうも萌えなかった。あんまりドキドキしなかった。

ろくでなしの母親を持ち、人から愛された記憶のない倖生は、スカスカの人生を送ってきた。何をやっても楽しくない生きる目的のない人生。そんな倖生を、轡田は本気で犬として金で買う。
最初は人間を本気で犬扱いする轡田に反発を覚える倖生だった。しかし次第に、躾は厳しいがたくさんの愛情を注がれる犬の生活にハマっていく。そんな主人である轡田にも惹かれていく。

BL界でも、ここまで本気で犬扱いする主人は読んだことなくて、すごくリアルでした。4つ足での生活、皿から飲む水・・・きっと榎田さんは実際やってみたんじゃないかというぐらいリアルでした。最初、ここまでしなくても・・・って嫌悪すらあったんですが、それすら吹き飛ばすくらいのリアルさ。
私も倖生を途中から本気で犬だと信じたくらいに。途中から倖生が逆に人間として生活する方が違和感があった。
倖生はそんな生活から3ヶ月経ち、轡田に突然解雇されショックが激しく、友達のナナに相談したら「轡田を好きなんじゃないか」と指摘される。その言葉に動揺を覚える倖生。想いを伝えた方がいいと言うナナに、自分は犬だから・・・と言う。しかしナナに「でも倖生は人間だから」と言われる。人間は絶対に犬にはなれない。それはいくら轡田と倖生が望んでも。
私も、そんな当たり前のことも忘れていました。
それくらい、轡田と倖生の主人と犬の生活がリアルで、榎田さんの才能に驚きました。

結局、轡田が倖生を解雇したのは、独占欲が激しいと自覚のある自分が、これ以上倖生を縛り付けたくないがためだったんだけど。轡田は過去にその独占欲で恋人を傷つけてしまったから。
でも倖生はその人生から人の何倍も愛情を欲していたから、好きな轡田になら縛られることは逆に望んでいたことだった。
お互いを埋めあう2人だから上手くいった。

スカスカの人生だった倖生は結局は轡田の愛情で輝くものになった訳だけど、そういうものなのかなぁ・・・。倖生くらいの美人なら今までそういう人に巡り合わなかったのが不思議・・・。

私は、相手の気持ちも考えない独占欲の強い自己チューな攻って大好物ですが、こうやって相手の気持ちを思いやる独占欲の強い攻もいるんだな〜って、それが相手にとってはいいんだろうな〜とは思うんですが、やっぱり前者が好きです(^^;だからきっと萌えなかったんだろうなぁ。
そんな私にすれば、轡田に「そんなに好きなら我慢するな!」って思ったんですが。まぁ、きつい過去もあったからトラウマもあるんだろうけど、それでも突っ走ればいいのに!とか思う私は腐ってるんだろうなぁ・・・(--;

結局、最後は結ばれて、そのラブラブぶりはすごかったけど。人前は気にしようよ、轡田・・・。ありえない・・・。
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テーマ : BL小説 - ジャンル : 小説・文学

2006/07/24 04:50 
榎田尤利 | Comment(8) | Trackback(2) | Top ▲

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